startearsの山旅日誌

再び山歩きが出来るようになることを夢見て..

奥秩父 雲取山(2,018m)~石尾根 ●●●★★

雲取山(2,018m)とは

雲取山(2,018m)は、東京都の最高地点に当たります。奥秩父主脈、つまり金峰山から続く稜線上で、東に最後の2,000m以上のピークが、雲取山となります。東京都を一望に見渡せる一等三角点の山で、日本百名山にも選出されています。山名の由来については、その名の通り。この山の東面から湧き流れる水に、都民はいつもお世話になっているわけです。

 

 

行程概要

期日 1976年10月10日(日)~1976年10月11日(月)
日程 1泊2日 行程
メンバー ワンダーフォーゲル部員
地図 国土地理院
交通費用 宿泊費用

参考資料(バス時間)

下記は当時のMEMOです。こちらが現在の交通機関の情報となります。

 

 

        

 

コース

新宿駅⇒(中央線)⇒立川駅奥多摩駅⇒御祭→林道終点→三条の湯→三条ダルミ→雲取山→七つ石山→六つ石山→奥多摩駅⇒(直通特別快速)⇒新宿駅

マップ

雲取山~石尾根

雲取山~石尾根

雲取山MAP

雲取山MAP(国土地理院

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山行日誌

第1日:1976年10月10日(日)

天候

晴れ

コース&タイム

新宿駅⇒(中央線)⇒立川駅奥多摩駅⇒御祭→林道終点→三条の湯(キャンプ)

食事

  • 昼:各自持参
  • 夕:カレーライス、福神漬け、紅茶

日誌

新宿を6:15の中央線松本行に乗り、立川駅で乗り換えて奥多摩湖駅に向かった。奥多摩湖駅から丹羽行のバスに乗り、御祭のバス停で降りる。そこからは、単調な林道を歩く。何度か川を渡り返して、約3時間で林道終点に着く。指導標に従って三条の湯へと向かうと、ほどなく三条小屋直下のキャンプ場に着いた。夕食を食べ、沢の音を聞きながら眠りについた。

第2日:1976年10月11日(月)

天候

晴れ

コース&タイム

三条の湯→三条ダルミ→雲取山→七つ石山→六つ石山→奥多摩駅⇒(直通特別快速)⇒新宿駅

食事

  • 朝:不明
  • 昼:パン、クリーム、紅茶

 

日誌

早朝、三条の湯を出発した。思ったほど寒くはない。ヘッドライトの光を頼りに、三条ダルミへと向かう。やはり夜の山は静かだ。歩き始めは少々バテる。1本を取って、樹林の間から眺める山々の紅葉の素晴らしさをしばし堪能する。冷っとする風が、気分が良い。それほど傾斜もきつくはない道をさらに登る。途中、水場を過ぎ、少しコースタイムをオーーバーした頃、三条ダルミに着いた。富士の山々が美しい。ここから30分程で東京都の最高地点である雲取山頂上(2,018m)へ。一等三角点を持つこの山からの展望は言うまでもない。汗を拭いて、石尾根縦走と行こう。

右手には、新雪を被った富士山が我々を見守ってくれている。奥多摩湖やを通り、鞍部に下ると、七つ石山(1,757m)が盛り上がっている。ここで、昼食としゃれた。株には小さな神社がある。今通ってきた雲取山が目前に見えた。さて、鷹ノ巣山へ向かう。登降の少ない、楽な道を行く。己ノ戸大クビレを過ぎ、鷹ノ巣小屋へ。今日は、時間の都合とメンバーの一人が体調が悪くなった こともあり、頂上を巻く。さらに平らな道を縦走する。少し道が登るようになると六ツ石山山頂への分岐に着く。六ツ石山山頂は小美禄、展望も比較的良い。ここから奥多摩湖駅への下りはきつく、足がガクガクした。約2時間で広い道に出る。しばらくこの道を辿って近道を通り、奥多摩湖駅に着いた。季節が良かったのか、特別快速列車にうまく乗車出来て、新宿駅へと向かった。

景観

雲取山(2,018m)山頂にて(その1)
雲取山(2,018m)山頂にて(その1)
雲取山(2,018m)山頂にて(その1)

雲取山から富士山を望む

雲取山から富士山を望む

雲取山から飛竜山へと続く奥秩父山脈。雲取山山頂にて。

雲取山山頂にて(その2
雲取山山頂にて(その2)

紅葉が山を染める(左)。陽気な秋の1日に富士山も眠たそうだ。

 

七ツ石山(1,757m)山頂から雲取山を振り返って

七ツ石山(1,757m)山頂から雲取山を振り返って

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